ITの世界はまるで迷路のように複雑怪奇です。気軽に踏み出した一歩はもう迷路の中。今回ご紹介する「グループウェア」は、IT化において「情報の共有化」として採用されたアイテムです。現在までに、多くのシステムが提供されているが故に、その選択は、まさに迷路のようです。しかし。現在のDX化の流れにあっても「グループウェア」は必須と考えられます。使用するレベルも高く無いですし、簡単に情報が共有化できる点も重要です。
私のグループウェアの体験談が皆様の選択の一助になればと思います。
最初の「グループウェア」は、オープンソース(PHPで構築)のシステムでした。ソフトをレンタルサーバーにインストールして使用する自社専用のグループウェアでした。サクラのVPSサーバーはインストールして使用します。この時期、PHPのソフトが複数公開されていました。サーバーにセットしてテストしましたが、まだまだレベルが低い状態でした。このソフトも稼働には問題なかったのですが、バグの修正が遅いので困っていたら開発中止となりました。その後代替えとして2本のオープンソースを色々と試しました。とにかくサーバーにインストールして実際の条件で使用しないことには使えるかどうかわからないのが実情です。ここまでで5本のソフトをテスト・運用したわけで、十分に迷路にはまり込んだ訳です。その後「aip」というオープンソースに出会いました。インストールも簡単でした。お客様にも紹介して満足いただきました。費用が非常に低いことは魅力です。Hetemlレンタルサーバーの維持管理費用のみで、何ユーザーでも利用可能です。運用中のサーバーでもインストール可能です。(公開PORT「80番」でホームページ公開に利用中)グループウェアのURLは(http://サイト名。com:ポート番号)となります。80番ポート以外の方がセキュリティが高まります。現在「aip」はクラウドサービスのみとなり、オープンソースとして利用できなくなっています。また迷路の旅が始まります。
私の使用した経験で、皆さんに情報をお伝えしているので、また私が大好きな迷路にハマって体験してきます。さて「グループウェア」の最新情勢ですが、メーカー・商品が増えています。この迷路はキツそう!いや実は、迷路にハマる前に迷路の幅を狭める選択をします。条件による篩にかけます。「グループウェア」の場合はコスト・自社サーバー運用です。これで半分以下になります。次に「グループウェアの考え方」「運用フロー」でまた半分以下になります。次にソフトを「ダウンロード」「インストール」します。問題なければ10分ぐらいです。その後調整やら、チェックやらで小一時間はかけます。
さて運用テストの開始。
入力操作性・メニュー操作性・